2019年11月16日、マイドームおおさかにて青年部11月例会を開催いたしました。今回は青年部だけでなく、青年部以外の診断協会会員の方も参加できるイベントとして開催し、37名の方に参加いただきました。
ご存知のとおり、診断士の資格の更新要件として5年間で30日の実務というものが必要です。中小企業に対して何らかの形でお手伝いをするにあたり、経営者の方々の考えをもっと知るべきだと考えられます。今までも主に企業見学という形で中小企業の経営者さまのお話を伺う機会をつくってまいりましたが、今までとは毛色を変えて、より経営者として、起業家としての思いの部分にフォーカスを当ててお話しいただけるゲストを選ばせていただきました。
お招きしたゲストは、株式会社カルヴォ代表取締役松本圭司氏とSAY株式会社代表取締役藤井治子氏です。松本氏は自ら設立された一般社団法人日本美USUGE協会の代表理事、藤井氏も同様に一般社団法人日本エイジレスバレエ・ストレッチ協会の理事も務めていらっしゃいます。
松本社長の「なぜ、組織に属していることがリスクが無いという認識になるのか? 安定収入が失われることよりも、試してみたいことがあるのにやらないことによる機会損失、さして興味も無いことにリソースを突っ込んでいることによる時間の無駄遣い、人生における不完全燃焼リスクの方が大きい」というお話。
藤井社長の「人生は好きなことをするために、自分に与えられた限りのある時間なので、好きなことをしよう」というお話。どちらも同じことをおっしゃっておられたのが個人的に印象に残ったのですが、同じ感想を持たれた方も多かったのではないでしょうか。
松本社長からは中小企業診断士には「挑戦し続ける起業家を応援し続けてほしい」、藤井社長からは「想いを事業を通じて形にしようとする起業家を、サポートしてくださるとありがたい」とのお言葉を頂戴いたしました。
後半は、お2人のお話を踏まえて中小企業診断士として中小企業に対して何ができるのかということをグループディスカッションしました。
ディスカッションした内容に対してゲストのお2人にコメントをいただきましたが、中小企業の経営者と普段接する機会のない方には貴重な機会になったのではないでしょうか。その後は近所の居酒屋に場所を移し、大いに盛り上がりました。
ゲストのお2人もお付き合いいただき、楽しい話に花が咲きました。青年部では奇数月に例会を行っています。仲間づくりに、診断士活動の第一歩として、ぜひ積極的にご参加ください。参加をご希望される方は青年部運営委員か事務局までご連絡ください。